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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 3/9号
2010/2/26更新
今年の目玉はなに?
ジャパンゴルフフェアで見つけた注目ギア


練習は芯の狭い右、本番は左、同じイメージで打てる『IMOパター』

 2月19日から21日まで、東京ビッグサイトで開催された「第44回ジャパンゴルフフェア2010」。注目ギアや面白グッズを週刊ゴルフダイジェスト誌クラブ特集などでおなじみの鹿又芳典さんにレポートしてもらった。

 まず、三菱レイヨンの『フブキ』は、米国PGAツアーで昨年リリースされたモデルの改良版。
「昔は日本で作ったものを米国に持って行ったが、『フブキ』、『アッタス』(マミヤ)の登場で逆の流れができました」(鹿又さん)

 その背景として鹿又さんが指摘するのは、PGAツアーで流行った商品のほうが日本のゴルファーにウケがいいこと。ターゲットは、『バサラ』と『ディアマナ』両ユーザーの中間層狙いだ。
「三菱レイヨンには60、70グラムで今まで軟らかめを使いたい人にマッチするシャフトがなく、そのギャップを埋めるモデル」という。


三菱レイヨンのシャフト『フブキ』。クラブ以外に注目ギアが多かった


 コンセプト社は、グラファイトデザインとのコラボレーションでドラコン専用長尺シャフト『ロングG』を開発した。
「昨年までグラファイトデザインがドラコン選手専用に提供してきたシャフトを一般向けにやさしくしたモデルで、生まれながらのドラコン用シャフトといえます」と鹿又さん。

 クラブでは、ライフの『IMOパター』に注目。昨年の日本シリーズや3ツアーズで片山晋呉が使って話題となったパターだが、そのトウとヒールのパーツを取り除いて、センターの細長いパーツだけで構成された練習専用パター『IMOトレーナー』(別売)も出てきた。鹿又さんは、「練習と本番が同じイメージで打てるところ」がいいという。

 さらにピンは、先週号でも紹介したが、ソールが一部中空の軟鉄鍛造アイアン『アンサー』を発表。ほかにも、ポルシェなどカー部品を作っているメーカーが手がけた『エリートグリップ』は、グリップエンドのキャップの芯に鉛テープを巻くことで重量バランスを調整できるアイデア商品。

 主要メーカーの展示は発売済みの製品が中心だったものの、丹念に探せばけっこう新発見のあるゴルフフェアだった。

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