プレースポットが増加の一途をたどっているシミュレーションゴルフ。リアルな映像とサウンド、打球解析能力、傾斜がつくスウィングプレートなど進化は日進月歩だ。そこへ日本のゲームメーカーとして初参入したセガが、シミュレーションゴルフ「レッツゴーゴルフ!」をジャパンゴルフフェアで初披露した。
ゲームとして楽しむことはもちろんだが、ウリは上達を目的にしていること。セルフトレーニングモードを選択すると江連忠のレッスンなどが受けられるようになっている。さらに多方向からスウィングチェック可能なコーチトレーニングモードなども搭載し、レッスンツールとしての使用を目論んでいる。
また同社は練習場の各打席に設置するためのセルフチェックマシン「レック・チェック・ゴルフ」も同時に発表予定。
どちらも上達をコンセプトにしているが、「誰でも気軽に使えるようシンプルな操作性を追求しました。画面やBGMもポップな表情で楽しさも演出しています」(同社研究開発・杉森裕司氏)と、アーケードゲーム機で培った娯楽性が随所に表れているのが、既存メーカーにはない特徴となっている。
ただプレーをして遊ぶだけでなく、このような上達を目的としたシミュレーターが今後ゴルファーの間で注目を集めることは間違いないだろう。
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