3月11日、茨城空港(小美玉市・空港から一番近い霞ヶ浦CCの北7キロ)が開港する。4月からはスカイマークが神戸便をスタートさせるが、それまでは韓国・アシアナ航空のソウル便が毎日1便就航するのみ。それでも県は韓国ゴルファーに向けて県内ゴルフ場をアピールするなど空港利用者の確保に必死だ。
空港開港を目前に茨城県では活性化策として、観光物産課がホームページ「観光いばらき」内でハングルによる県内ゴルフ場の案内を始めた。これは茨城県の音頭とりで始めたもので、これに応えた16ゴルフ場(17コース)が利用ガイドをホームページにアップした(現在は仮のページデザイン)。
日本より早く景気が回復しつつある韓国では、富裕層に海外でのプレー熱が戻ってきたようだ。実際、県も韓国の旅行代理店から問い合わせを受けており、今後の進展に期待を寄せている。
協力するゴルフ場には新セントフィールズGCや那珂CCなど主に水戸市の北にあるゴルフ場が多いが、そのうちの一つ、城里GCはオーナーの野澤敏伸社長が昨年から10回近く韓国に渡り、直接代理店に営業。平日のツアー実施を働きかけ、協力企画を打ち出すなど積極的だ。
「3月には代理店20社が下見に来場される予定です」(野澤社長)と手ごたえを感じている。
定期便の航空会社が決まらないなど、なにかと問題が多かった茨城空港の利用客誘致策に、来場者が欲しいゴルフ場が乗った感じの今回のHP作成、韓国ゴルファーが増えれば一石二鳥というところだが、さてどういう展開を見せるか。
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ハングル語のホームページを作成
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