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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 3/16号
2010/3/5更新
聖地名物ロードホールの
難易度が変わる

 今年の全英オープンはセントアンドリュースで開催されるが、その名物17番ホールが距離を伸ばすために改造された。一方マスターズが開かれるオーガスタナショナルは練習場の改造と、こちらはプチ改造。メジャーを開催するゴルフ場の最新情報。

 神が創りしゴルフ場といわれるセントアンドリュースのオールドコース。その17番パー4(445ヤード)通称“ロードホール”は過去100年、改造は一切なかったホール。ここに、人の手が入った。

 選手がみな飛ばすようになり、セカンドがやさしくなったということで、ティグラウンドを35ヤードバックさせ、490ヤードでプレーすることになるのだ。

 このホールは隣接のホテルの倉庫の“壁”越えに打っていく名物ホールだが、距離が長くなっても狙いどころは変わりない。
「むしろティショットが280ヤード前後の距離が出ない選手は2打目の落としどころが狭くなり、最短距離狙いの右目ならOBの危険が出てきます。風が吹いたときはもっと影響を受けるでしょう」(コースの写真を撮り続けている写真家・秋山真邦氏)

 一方のオーガスタには、大きな変化はない。一時はオーガスタも距離延長をはかったが、逆に、昨年のマスターズでは約10ヤード短くした。それより今年は練習施設が新しくなるという。

 かたやコース距離延長、かたや短縮、メジャー開催コースの方策、試合を盛り上がるのはどっち?




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