週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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　昨シーズン、米女子ツアーで賞金女王に輝いたシン・ジエの帯同キャディを務めるディーン・ハーディン氏が年間最優秀キャディ＝キャディ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

一番左にいるのが、世界ナンバーワンキャディに選ばれたディーン・ハーディン氏

　同賞の発表があったのは宮里藍が開幕2連勝を飾ったHSBCチャンピオンズの会場。金曜の夜、キャディナイトと銘打ったパーティが行われた、この夜ばかりは普段裏方のキャディが主役に。事前に行われた選手とキャディの投票による互選でハーディン氏の受賞が決まると会場は万雷の拍手に包まれた。

「照れ臭いですね。でも同僚に選ばれたのはすごくうれしい」というハーディン氏。
「僕が1位で藍のキャディのミックが2位。差はごくわずかで、あとでお互いがお互いに投票していたことがわかり、顔を見合わせて笑ってしまいました」

　ちなみにハーディン氏は、深堀圭一郎が2003年の日本オープンで優勝したときのキャディでもある。

　歴代キャディ・オブ・ザ・イヤー受賞者にはロレーナ・オチョアの元キャディ、デビッド・ブルーカー氏らがおり、活躍した選手のキャディが選ばれるのが常だが、08年からの2年間でシン・ジエとともに、世界各国で15勝を挙げたハーディン氏の受賞は文句なし、といったところ。となると、来年の同賞受賞者は宮里の相棒ミック・シーボーンになる？