週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

　婚活に励む女性たちの間で、ゴルフ合コン、いわゆるゴルコンが依然として人気だ。最近ではゴルフ場だけでなく、自治体、練習場などもゴルコンを開催、ゴルコンも中身で選ぶ時代になってきた。

対面式で食事のリソルのゴルコン。このほうが知り合う機会が多い

　リゾートソリューション（リソル）では4月29日（木）、系列の真名CC（千葉県）で「第３回リゾートゴルコンin真名CC・GPコース」を開催する。

　リソルではすでに昨年９月以降２回のゴルコンを開催、どちらも定員に近い約40人が参加し盛況を博した。男女とも20～30代のサラリーマン、OLを中心にした参加者で、40代以降の年配者はいなかったという。

　このゴルコンでは、より多くの相手と知り合えるよう、午前と午後でパートナーを変えるのが特徴。また、女性の参加者のみ東京駅から無料の送迎バスが利用できるが、帰りは当日知り合った男性の車で帰るという肉食系女子の猛者もいたというから、早くもその成果が出ているようだ。

　さらに、ゴルコンの開催に自治体が協力するケースも出てきた。ノースハンプトンGC（秋田県）では県が進める「すこやかあきた出会い応援事業」の一環として、昨年７月以降４回、ゴルコンを開催している。
「毎回必ず参加するリピーターもおり評判は上々。今年は午前中にハーフをプレーし、午後からはカラオケ大会などのパーティを行うハーフゴルコンなど、より多くの人が参加できるプランを検討している」（同GC・鈴木智明貴さん）

　こうしたゴルコンは練習場でも行われている。ロッテ葛西ゴルフでは「第２回婚活ゴルフ練習会」を3月27日（土）に開催する。これは２打席に男女４人１組が入り、５回の席替えが行われるもの。すでに昨年９月に行った第１回で知り合ったカップルが結婚したという報告もあり、今回も定員（男女各80人）を超える女性200人、男性150人の応募があったという。

　いずれのゴルコンも、盛り上がるかどうかは男性ゴルファーの腕前次第という。男性が上手ならレッスンもしてもらえるからだ。やっぱりゴルフの上手い人のほうがもてるということか。