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ハンディの申請、更新は携帯電話でもでき、大会でも携帯を見せて受付する
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日本ゴルフ協会(JGA)では今年新たな全国大会を創設、12月1日、相模CC(神奈川県)で実施することになった。大会名は「JGA杯J(ジェイ)シス選手権」。ハンディキャップを加算したネットスコアで争うアンダーハンディキャップ(UHC)競技の全国大会で、JGAハンディを持つゴルファーなら誰でも日本一になる可能性があるのだ。
UHC競技の「アンダー」とはハンディに基ずくの意味で、全国8地区のゴルフ連盟のうち四国を除く7地区では既に行われてきた。競技ゴルフの面白さを広く伝え、ゴルフの振興につなげるためだ。だが、これまで全国大会はなかった。
そのため地区連盟からは「全国大会があれば、出場者のモチベーションが上がり、大会参加者の増加も見込めるのに」という声が上がり、誕生したのが今回の大会。各地区大会の上位者による全国大会だ。
Jシスとは2年前から全国規模での運用が始まったJGAのHC査定・発給システム。JGAハンディの査定・発給は従来どおりJGA加盟ゴルフ場でも行っているが、Jシスはプレーヤーが直接ネット(携帯電話、PC)で申請できる。その手軽さから、加盟ゴルフ場でも移行するところが増えている。「その普及を図る狙いもあり、この大会名にしました」(JGA)
このJシスはゴルフ場のメンバーでなくても利用できる。JGA個人会員(入会金1万円、年会費1万円)や、日本パブリックゴルフ場事業協会(PGS)のPGS会員(年間登録料:東日本2000円、中部・西日本1500円)に入会後、JGAコースレート取得のゴルフ場でのスコアを10回申請(2年以内)すれば、自動的にHCが査定される。
この機会にJシスでハンディキャップを取って、全国大会を目指してみては?
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