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ソールの出っ張り、これがフェースの向き、ロフト調節に効果あり
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ロフト角やライ角、フェースアングルを自由に調整できる調整機能ドライバーが4月末より発売される。ニュープラザゴルフの「FS-1ストラトス」がそれ。ロフト角とフェース角にこだわったというクラブを速攻試打した。
これまでにも調整機能を謳ったドライバーが発売されているが、クラブの調節機能として、ロフト角を変えると同時にフェース角も変わってしまうという“弊害”があった。
例えばロフト9度のストレートフェースのクラブを10度に調節するとフェース角もフックフェースになってしまう。ここに着目して、ソールの角度を変える(下げる)ことでストレートフェースのまま、クラブ調整ができるとしたのだ。
この「FS-1」を週刊ゴルフダイジェスト試打企画でも知られる堀越良和プロに打ってもらった。
「確かに、ロフト角を寝かすとフェースアングルがかぶってくるが、それをソールの角度を変えることでいかようにも調節できる。フックフェースのままでも使えるし、ソール角を変えてストレートにも調整できる。実際に試してみると効果がよくわかる。
フェースの向きは気になるところだけに、自分好みに試す価値はある。ただ、ネジを4カ所動かさなくてはならないので複雑すぎるという気もします。クラブの知識をある程度持っていないと十分に使いこなせないのでは?」
ソール角度を変えるというこのアイデアクラブ、ゴルファーの救世主になるだろうか。
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