昨年来、トーナメントのギャラリー観戦マナーが問題となっている。
そんななか、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)では先日開催した「Tポイントレディス」の特設会場で、同協会が制作した「観戦マナー啓発ビデオ」が携帯電話で画像取得できるサービスを試験的に実施した。
結果は3日間で約300のアクセス数だった。トーナメント会場だけの告知で、この数は多いのか少ないのか。
LPGAは「今回はあくまでも試験的に行ったもの。会場内ギャラリープラザのブースに来た人だけが知り得た情報だったので、アクセス数自体は気にしていない」(広報・大谷英明氏)という。
3日間のギャラリー数は1万5,434人。その数字と比較すると実験とはいえ、300という数字はやや物足りない感じも否めない。
横峯さくら、宮里藍ら6人のプロが出演するというビデオの効果を上げるためには、告知方法など今後の検討や対策が必要ではないだろうか。
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