石川遼のマスターズでの活躍が、「3D」の立体映像で見られる。今年のマスターズTV中継が、スポーツ界で史上初めて3Dで放映されることになった。またこの3D映像、マスターズのウェブサイトでも見られるというのだ。
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奥行き感たっぷりの18番ティからの3D映像はどう映るのだろうか?
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3D放映は、アメリカ国内の話だが、ソニーの協力の下にマスターズ委員会の音頭とりで始まったもの。コムキャストというケーブルテレビ、インターネットのプロバイダを通じて、インの9ホールを中心に3Dカメラで撮ったマスターズが見られるという。
またTVだけでなくマスターズのホームページ(www.masters.org)を通して、パソコンからも3D映像が見られるというのだ。いずれも3D用のメガネは必需品で、さらにウェブで見るには3D対応のパソコンが必要。
このパソコンは日本メーカーのものはまだ未発売だが、「海外メーカーのものではすでに売られている」(ソニー広報部)というので、まったく見られないというものではないが、それでも見るにはハードルが高い。
ただ、3D元年といわれる今年、ソニーは1月のソニーオープンで既に3D放映の実験を行っており、「スポーツ中継と自然の風景が3Dの普及につながった」として、ゴルフが3D普及の鍵となる、と力を入れている。
日本でも石川遼が4月23日に発売になるパナソニック製3Dテレビの宣伝に一役買っている。今年は無理でも来年以降、当たり前に日本でもマスターズが見られる時代が来るかも。
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