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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/13号
2010/4/1更新

シード選手使用ゼロだったボールの
契約プロが3名に

 ミズノが鈴木亨、飯島茜の2人とボール契約を結ぶと発表した。両選手とも、以前からクラブ契約を結んでいるが、ボール契約を結ぶのは今回が初めて。ミズノのボールは、昨秋、桑原克典がMP801の使用を発表したが、今回、新たに2選手が契約し、さらに注目度がアップしそうだ。

 ミズノがボール市場に参入したのは5年前のこと。当初から、プロへの供給を目標にしていたが、プロが求める飛距離とスピン性能を両立させることができず、何人かのプロが使ってはいたものの、シード選手の使用はゼロの状態が続いていた。

 そんななかで昨秋、世に送り出されたMP801シリーズ。初めに使用したのは桑原で、「ミズノでようやく戦えるボールができた」と評価。

「桑原プロは、アプローチショットで、グリーンにオンした時の1バウンド目の高さがイメージ通りかどうかがボール選びの判断基準になるそうなんですが、MP801はそれをクリアしたようです」(ミズノ広報部)

 また、桑原、鈴木(MP801使用)、飯島(MP801X使用)の3人が揃って口にしたのは、「落ち際のひと伸び」。アゲンストに強くひと伸びするというのもプロから高評価を得た要因になったようだ。

「ツアープロにも使ってもらえるようになり、ようやくスタートラインに立ったという感じ。次は悲願のツアー優勝を目指してがんばりたい」とはミズノの弁だが、ミズノ契約プロ以外に使われてこそ本物の実力と言えよう。この点、これから真価が試される。

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