週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

心おきなくプレーができる！
子育てママ相手向け託児所付きコースが増加中

　女性ゴルファーがゴルフから離れてしまう要因として見逃せないのが育児だ。そこで登場したのが託児所付きゴルフ。イベント会社が音頭とりして始めたこのサービスが話題になっている。

　ゴルフイベント企画のユーティリティでは、託児付きゴルフイベントを昨年11月から実施している。昭和の森Ｇ（群馬）での開催時には午前中にリンゴ狩りを子どもと一緒に楽しんだ後、午後からママだけでハーフプレー。料金はすべて込みで1万7,000円。

「子育て中のママを応援しようと始めた企画。午前中に子どもと楽しむ時間を設けているのが特徴」（担当者）
で、次回は5月27日に、おおむらさきＧＣ（埼玉）で開催の予定だ。

　同様のイベントはWEB制作のワイティーコミュニケーションズでも、同社が開設する専用サイト「ママゴルフjp」を通じて実施している。

　先月20日、笠間ＣＣ（茨城）での開催はプレー費１万5,000円、託児料は１人１万円（１人増えるごとに8,000円増）だったが、11人が参加、５人の子どもを預かったという。「夫婦揃ってプレーしたいので、このサービスがあると嬉しい」とは、ある利用者の声。今後、キャメルＧリゾート（千葉）、小田原城ＣＣ（神奈川）でも開催を予定している。

　託児料はかかるが、それでもこういうサービスがあれば子育て中のママさんゴルファーには嬉しい限りといえそうだ。