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タイガーは報道、警備陣に気を遣った?
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マスターズの終了後、「少し休みたい」と語ったタイガー・ウッズだが、その5日後にクエイルホロー選手権(4月29~5月2日)の出場を発表。また、その発表に先立ち、マスターズ明けの月曜日に全米オープンの申込みを済ませていたことが全米ゴルフ協会から発表された。「休みたい」から一転、試合出場に。タイガーの考えとは。
「従来、タイガーはどの試合でも締切ぎりぎりに申込んでいましたから、ともに異例の早さです」と語るのは米ツアー中継の解説で知られる佐渡充高氏。
佐渡氏は、そこにはタイガーが「発表が遅れる分、ファンはメディアの情報に右往左往させられますし、大会側もスポンサーの準備(招待客の対応など)や会場の警備などに時間が必要でしょうから」と、大会運営に配慮したのだろうと語る。
そのうえで復帰第2戦が意外に早かった点については、「悪評を払拭するには試合に出て、成績だけでなく、あらゆる言動で“ニュー・タイガー”を見せるしかないと考えたからでは」と推測する。
米ツアーの事情にも詳しいタケ小山プロは、「これで例年のタイガーのスケジュールに戻ると思います。クエイルホローの後は、TPC、メモリアルと出場すると思いますね」と予想する。
クエイルホロー出場の発表を受け、さっそく同大会では土曜日のチケットが完売したそうだ。なにより米ツアー関係者には嬉しい出場表明だったようだ。
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