5月1日に華々しく開幕した上海国際博覧会(上海万博)。その中国で「今ブームになっています」(現地で日本語情報誌を発行するBrosの麻神聡明氏)といわれるのがゴルフ。ゴルフ関連の展示を調べてみた。
中国館には見当たらず、唯一マレーシア館にゴルフ場(約200コース)を紹介し、中国からの集客を図る展示ブースがあっただけ。
一方、目を万博会場外に移すと政府や上海ゴルフ協会も参画する「上海万博ゴルフイベント」が5月2日、シェーシャン国際GC(WGCのHSBC選手権開催コース)でのプロアマ競技を皮切りに、上海周辺で今後30ほどのイベントが計画されているとのこと。
これを機に庶民への浸透を図ろうという狙いなのだろう。ちなみに大阪万博が開催された1970年は、ジャンボ尾崎がデビューし、日本に第2次ゴルフブームが訪れた年だったが、中国でもこれを機に“スーパープロ”が生まれるのだろうか。
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