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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 6/8号
2010/5/28更新

世界一レベルが高い米シニアで
尾崎直道が大活躍の2位

 宮里藍の活躍で大きく報道される米女子ツアーの日本勢だが、「シニアだって頑張っている」とばかりに、尾崎直道が2位タイと久々に上位に入り、健在ぶりをアピールした。


米シニア優勝に期待がかかる

 リージョンズ・チャリティクラシックの初日、首位と3打差の19位タイとまずまずのスタートを切った尾崎直道は、2日目、65をマークして5位タイに浮上。最終日も66とスコアを伸ばしたものの、首位との3打差は縮まらず2位タイに終わった。

 しかし、「久々に自分のいいゴルフを思い出した」と言う尾崎にとってチャンピオンズツアー(米シニア)での2位は、2007年のボーイングクラシック以来の自己ベストタイ記録。

「最近はファンに応えるゴルフがなかなかできないけれど、この調子でもっと自分のゴルフを突き詰めていきたい」という尾崎も、シニア入りして今年で5年目。今シーズンは、PGAツアー以上の難関と言われるチャンピオンズツアーのQTを2位で突破してのアメリカ転戦だ。

 テレビ解説者でプレーヤーでもあるタケ小山プロは、「直道プロは、QTで最終日66をマークして今年の出場権を得ましたが、もう一度同じことをするのは難しい。今シーズンがラストチャンスでしょう。特に、大物が欠場するメジャー大会の前後が狙い目です」と見ている。

 その辺は尾崎自身も十分に心得ている。「若手も増えているし、コースも難しくなって、まるでレギュラーツアーのような雰囲気になっている。そんななかで、いつまでやれるかわからないが、自分の歩いてきた轍を残したい」と尾崎。初優勝の朗報が待たれる。

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