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46.5インチの長尺ドライバー効果でいまや飛ばし屋に変身
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藤田寛之、谷口徹が長尺ドライバーで飛距離を伸ばしたことは、すでにお伝えした通り。しかし、それを上回る驚異的な飛距離アップを果たした男がいる。元祖長尺男、片山晋呉だ。
ドライバーの飛距離で、日本プロ終了時点でトップに立っているのは昨年のドライビング王、額賀辰徳。
そして2位に入っているのが片山(37歳)。ここまでの平均飛距離294.57ヤードを、昨年1年間の平均飛距離279.79ヤード(46位)と比較すると、なんと15ヤード近くも伸ばしていることになる。
「2010年モデルの『オノフ』のインナーウェートを取り払い、バックフェース側に7グラムの鉛を貼ったことやフェースにスコアラインを入れたことでスピン量が適正になり、大きめのロフト(10度)を生かせるようになりました」(グローブライドプロサポートチーフ・木下孝昭氏)
シャフト自体は46.5インチと昨年と同じながら、この長さとプロトタイプのヘッドが上手くかみ合った。さらに、オフのトレーニングの相乗効果で、「初速も明らかに速くなった」(木下氏)
今後は、さらに長い46.75インチもテストする予定とのこと。これからのトーナメント、片山の飛距離に注目してトーナメントを見るのも面白いだろう。
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