6月といえばジューンブライド。その結婚式、披露宴をゴルフ場で行う動きが増えてきた。イチロー、ビル・ゲイツなど著名人もゴルフ場で結婚式を挙げた。今、結婚式ができるコースを紹介しよう。
|
ウェディングドレスでティショットしたタレントの梶原真弓
|
サンコー72CC(群馬県)では年間10数組が利用。ゴルフ場名にちなんで、料理、ドリンク、会場費、記念写真などを含んで30人で35万7,200円のパーティプランを設定している。朝から招待客が参加してのコンペを行い、夕方から披露宴を行うケースも多いという。
真名CC(千葉県)やベルエアCC(群馬県)では練習グリーンなどゴルフ場の敷地を自由に使ってのオリジナルな挙式が人気になっている。
「時間にとらわれず、型にはまらない手づくりの結婚式を挙げたいという方がほとんどなので、いろいろとご相談しながら決めていきます」(真名CC営業部・岡本敬子さん)
料金はケースバイケースだが、ベルエアCCの場合、1人1万円~3万5,000円くらいになることが多いという。
さらに、ティグラウンドでの新郎新婦による始球式を取り入れたり(小名浜オーシャンリゾート/福島県)、披露宴会場から見下ろせるパー4ホールの浮島からお祝いの花火を打ち上げてくれたり(龍野クラシックGC/兵庫県)、デコレーションしたカートで新郎新婦が入場したり(津CC/三重県)と、ゴルフ場ならでは演出をしてくれるところも多い。
先の日本プロを開催したパサージュ琴海アイランドGCでも付帯のホテルを使って、海が一望できる部屋での式をおこなっている。
都心と違って結婚式場や披露宴会場が少ない地域では、広々したゴルフ場は格好のセレモニー会場になる。実際、そういう営業を行うところもある。ゴルフ場での結婚式は。ゴルフ場のニーズとゴルファーのニーズがうまくかみ合ったケースといえそうだ。
いずれにしても、これから結婚を考えているゴルファーは清々しいゴルフ場での結婚式を考えてもいいかも。
|