都心と栃木県を結ぶ東武鉄道が、ゴルファーをターゲットにした東武日光行き臨時特急きりふり267号を6月中の毎週土日に朝1便運行する。同鉄道伊勢崎線周辺にはゴルフ場も多く、「電車でゴルフ」というニーズに応えたという。
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運転いらず、旅行気分でゴルフに行けるのがいい
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同鉄道では通常、スペーシアなどゴルファーの利用が多い特急の始発駅を浅草にしているが、今回の臨時特急では日比谷線などの東京メトロ各線やJR常磐線、つくばエクスプレス線が乗り入れている北千住とすることで、より多くのゴルファーが利用できるようにしたこと、さらに出発時刻も従来の7時30分(特急スペーシア)より早い6時54分に設定することで、早い時間帯のスタートを可能にしているのが特徴だ。
停車駅は春日部、栃木、新栃木、新鹿沼、下今市、東武日光の順で、東武日光には8時51分到着となる。料金もスペーシアより特急で200~400円安い設定としている。
ゴルファー向け特急を運行するわけは、「電車利用の女性ゴルファー、それも休日は女性だけのグループ客が増えてきた」(東武鉄道広報部)ことがある。
東武系の宮の森CCのようにさっそく栃木駅からクラブバスの運行を決めたり、「すでに問い合わせも何件かあり、効果を期待している」(皐月GC鹿沼コース)という声がある一方、今のところ、クラブバス時間を変更しない、というゴルフ場も。
栃木方面にゴルフの際は利用してみてはいかがだろうか。
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