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近く新しいコーチとタッグを組むことになるのか
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先週、メモリアルトーナメントに久しぶりに出場したタイガー・ウッズ。初日はイーブンパーの49位タイと、ショットの修正がまだ上手くいっていないようだが、普段の練習で自分のスウィングをビデオ撮影して、セルフチェックしているという。
「ハンク・ヘイニーとタッグを組んでいた6年間でビデオを使ってスウィングチェックしたのは、わずか3回しかなかったと聞いています」というのは、ハンク・ヘイニー公認コーチである松本進プロだ。
「タイガーは少しでも曲がれば、すぐ後ろを振り返りハンクに『何が悪かった?』とコメントを求めていたそうです。そして、ハンクもミスの原因が何かを、明確に即答していました。
ビデオ撮影したスウィングがいくら美しくて、スウィングプレーンが完璧でも、ボールは曲がることもあります。だから、2人にとってビデオ撮影は無意味だったのです。
しかし、現在1人になったタイガーは自分でスウィングを確認するしかなくなったので、ビデオを練習に導入せざるをえなくなったのでしょう。
ハンクはタイガーを指導するとき、彼の体をつかんで正しく動かし反復してマスターさせていました。ですから、いまではビデオを1人で見てチェックするタイガーは、ちょっと大変なのかもしれません」
物心ついた時から常にコーチがいたタイガー。初めて1人で解決していかなくてはならない状況に直面してしまったが、この局面もタイガーチャージで打破してほしい。
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