週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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OB３発で１年間ラウンド禁止
米軍が採用した飛び出し防止策

これでボールの打ち出しはなくなるか？

　神奈川県の在日米陸軍キャンプ座間内にあるゴルフ場からボール飛び出しが起きている問題で、米陸軍はOBなどコース外にボールを打ったプレーヤーはプレー禁止にすることにしたいという。

　同ゴルフ場からのボール飛び出しが問題視されるようになったのは2008年５月、公園にいた小学生に当たって負傷したことから。幸い、この時は軽傷で、その後も大きな事故は起きていないが、相模原市渉外課によると2006年から2009年までに226個のボールが近隣の中学校の校庭などから見つかっているという。

　その後も市側とゴルフ場側で何度も話し合いが持たれたというが、今回、米軍サイドから件のプレー停止が発表された。

　米陸軍のゴルフ場側では、「ホールのレイアウトを変えるなど、今までいろいろやって来た。米軍としては安全第一ということは十分に理解しているので、今後も飛び出しゼロを実現するために努力していきたい」（キャンプ座間渉外担当者）

　今回の罰則導入で米軍側は、今後は打球がコース外に打ちだされることはないとしているが、果たして、その効果のほどはいかに。

　
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