石川遼が16歳でプロ宣言したとき低年齢化もここまで来たか、と思ったものだが、米女子ツアーではさらに若い15歳のアレクシス・トンプソンがプロ転向し話題になっている。
1995年2月10日生まれのトンプソンは、15歳126日でプロ転向。いままでの最年少プロのミッシェル・ウィの15歳359日よりも半年も早い。
宮里藍が今季4勝目を挙げたショップライトクラシックに主催者推薦でプロデビューしたがカットラインに4打足りず予選落ち。しかし、2日目には2イーグルを奪う派手なゴルフでギャラリーを魅了した。
その彼女が注目を集め始めたのは、2007年の全米女子オープン。12歳4カ月1日で予選会を突破し、史上最年少の出場を果たしてからだ。
その後、2008年に全米女子ジュニアのタイトルを奪い、全米女子オープンはここ3年連続で出場。昨年は初めて予選を通過し34位タイに入っている。今年も予選会を勝ち上がり、4年連続で出場権を獲得している。
実は、彼女の兄アレクシス・トンプソンは、米ツアーでシード選手として活躍する選手。そしてもう1人の兄もミニツアーを転戦中というゴルフ一家に育った。
「プロになるのが夢だったのでそれが叶って、とってもうれしいです。家族も皆、応援してくれています。プロ入りと当時にコブラを買収したプーマゴルフと、レッドブル2社とスポンサー契約でき、恵まれている私、将来は絶対カッコいいアスリートになります」と宣言したトンプソン。
すらりと伸びた四肢と若さに似合わぬ妖艶な容姿。これで実力が伴えばギャラリーの視線も釘づけだ。
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