米PGAツアーの選手の“出場義務”制度が、大きく変わる可能性が出てきた。大会スポンサー契約の更新やテレビ放映権契約のために、米ツアーが動き出しているのだ。
先週のAT&Tナショナルで、PGAツアーのT・フィンチェム・コミッショナーは、
「トップ選手が出ないテコ入れが必要ないくつかのトーナメントに、トップ30かトップ50の選手に最低1試合は出場を義務づけるシステムを考えている」
と、その可能性を語った。
最近の米ツアーは、選手が出場試合を選ぶ傾向が進み、シェルヒューストンやセントジュードなど、メジャーと大きな試合に挟まれた大会はトップ選手の大半が出ない傾向が強くなってきた。
フィンチェムの発言はこれを改善しようというもの。これが実現すればタイガーもいままで出場しなかった大会に出る義務を負うことになる。来年以降の話だが、さてどうなるのか。
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