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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/27号
2010/7/16更新

プロ、上級者用“血統書”の付いた
ウェッジが発売されたが…

 今季から始まったアイアンの溝規制。その溝規制を受けて、新溝適合数値確認書が付いたウェッジが登場した。R&A設計監修の溝判定装置で計測したいわば“血統書”付きウェッジ、一体どんなクラブなのか。

 商品名はSDJプログルーブシリーズ・D-ツアー(TBとWSの2タイプあり)で、いずれも新溝の適合数値確認書なる“血統書”が付いている。

「適合数値確認書を付けたのは、スピンが効くけど、ルール適合モデルだということをわかってもらいたかったから。この確認書があれば、ゴルファーも自信を持って使えますからね」(発売元のスリーラック・池田稔社長)

 モデルは、独自の精密加工技術で1本ずつ溝を削り出すという通常の作業の10倍以上の手間暇をかけたもの。さらに完成品を、R&A設計監修の溝形状計測判定装置で溝1本づつ測定しているという。

「大量生産ができないので、今のところプロおよびトップアマ向けの販売ですが、特に希望される一般のアマの方にも販売しています」(池田社長)

 この動きについて、ウェッジでは定評があるフォーティーンの竹林隆光氏に意見を求めたところ、「証明書を出す云々はメーカーの自由。うちはすべての商品に自信を持っているので、そういう類のものを発行することはない」との答え。

 とはいえ、このモデルを買えば、同時に安心が買えるのも事実。絶対的な安心感を得たいという人には、いいかも。

 
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