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編集部も ハガキの山に 溺れてる(字余り)
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巷では川柳流行りの今日この頃。第一生命の「サラリーマン川柳コンクール」には3万句近い応募があるそうだ。この手軽だけど奥の深い言葉遊び。最近はゴルフ界でも活用する動きが盛んだ。
ゴルフダイジェストオンライン(GDO)ではマナー啓蒙を図る「GDOマナーアッププロジェクト」の一環で、この4月にGDOクラブ会員を対象にマナーアップ川柳を募集したところ、「20代~80代まで、数百件のご応募をいただきました」(PR担当)という高反響。
そのなかの優秀な作品を現在HPに掲載するとともに、ポスターに作製。全国ゴルフ場に打診したところ、570ものコースから希望があったそうだ。同社では10月から第2回の募集を始める。
オリックスグループのOGMでも今月から9月末まで、「ゴルフDEエコ・プロジェクト」の一環で「ゴルフエコ川柳」の募集を始めた。
「川柳ブームなので、こちらからの一方的な告知ではなく、お客さまからの反応を期待しての企画です」
と同社。他にも、日経新聞やアコーディアでもゴルフ川柳の募集を常時実施している。かくいう週刊ゴルフダイジェスト誌でもいち早く1999年から募集、優秀作を目次に掲載している。
アコーディアの選者で、『ゴルフ川柳』という著作もある川柳作家の見川文雄氏は、
「ブームのおかげでしょうか、最近は応募作のレベルが上がってきました。やはり、失敗を笑える、ゴルファーの深層心理を知る年配の方がお上手ですね。スコアに夢中になっているうちはいけません」と評する。
ゴルファーも 川柳が作れて 一人前(字余り)
ということか。
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