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今年シニア入りし、早々と優勝
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今年からシニア入りした真板潔が、先月行われたPGAフィランスロピーで優勝したが、今度はローカル大会の長野オープンで、なんとハーフで2度のホールインワンをマークしたという。
諏訪湖CCで行われた長野オープンの初日。4番168ヤードのパー3。8番アイアンでも届く距離だったが、「グリーンが柔らかく、手前の傾斜に押し戻されると嫌だから」ということで、1番手上げて7番アイアンを持ち軽めに打ったその1打が、キャリーで直接カップに吸い込まれたのだ。
「いま、音がしましたよね?」
と同伴競技者。半信半疑だったが、行ってみるとまさに白球はカップの中。プライベートでは5度のホールインワンがあるという真板だが、試合では初めてとあって、照れつつも皆の祝福に満面の笑み。
ところがそれで終わらなかった。6番144ヤードのパー3で、今度は8番アイアンのショットがまたもキャリーでカップイン。これには本人も含め同伴競技者も呆然。「信じられないを通り越して、怖いです」、と苦笑いするしかなかった。
気になる試合結果はというと、初日は2ホールインワンがあって5アンダーの3位タイ。2日目の最終日は、4アンダーとトータル9アンダーまでスコアを伸ばしたものの、優勝と1打差の2位タイでフィニッシュ。ちなみに優勝したのはコース所属の福沢孝秋だった。
過去には宮里優作が米ツアーのリノタホオープン(2006年)で、1ラウンド2度のホールインワンをマークしている。しかし、ハーフで2度はおそらく史上初。真板プロ、この大記録をギネスに申請してみたらいかがですか?
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