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日本のQTは失敗したが、まだアメリカがある?
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覚えている方もいるだろうが、アマチュア時代に天才といわれ16歳で米ツアー入りし、プロになったタイ・トライオン。が、その後は注目すべき成績を挙げられないでいたが、そのトライオンが今年のJGTOのセカンドQTを受けていた。
2001年、16歳でPGAツアー入りしたタイ・トライオンも今年で26歳。プロデビューするも、その後は泣かず飛ばず。しかし今年の全米オープンに出場し久々に話題となる。復活が期待される彼がなぜ日本のクォリファイを受験したのか。
トライオンの日本でのスポンサー契約(所属)を締結しているのが山口県の光CC。契約に至る経緯を土井会長は、
「ゴルフ留学していた息子の仲介で3年前に一緒にアメリカでゴルフをした折に、ウチがスポンサーになるから日本に来ないかと提案した。今年、その返答がきて契約となった。今後は米ツアーのQTの2次を受け、合格したら米ツアーに専念すると言っています。両ツアーとも不合格の場合は、日本で本腰を入れるだろう」と言う。
練習日に一緒に回った週刊ゴルフダイジェスト誌でもお馴染み永井信宏プロコーチは、
「ボールを打つスキルや天性の体の使い方の使い方などに、超一流の片鱗を感じました。2Iで250ヤード出ていたので、今回もドライバーを封印していればそこそこの成績は出ていたと思う。ハマれば結果は出るだろうという印象を受けました」という。
JGTOのQTは9月3日に終了、結果は79、79、76、74で92位。次のステージに進むことはできなかった。本国アメリカでのQTに賭けるしかなくなったが、こちらは成功するだろうか。
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