週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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オールドコース、ヒメネスの
ミラクルショットがなぜか200万アクセス

　ミラクルショットはゴルフ観戦の醍醐味。それが映像化されていれば、間違いなく動画サイト「ユーチューブ」にアップされるのが昨今の風潮だ。今年の全英オープンでミゲル・アンヘル・ヒメネスが見せた壁打ちショットが驚異的なアクセス数を記録して話題を呼んでいる。

　ヒメネスがミラクルショットを見せたのは、全英オープン３日目の17番ホール３打目。ロードホールと呼ばれるこのホールは、ホテル越えのティショットでも有名だが、グリーンの左手前には「トミーズバンカー」が口を開け、奥は道路で、さらにその奥は高さ１メートル半ほどの石垣になっている。

　ヒメネスの第２打はその壁際に止まり、テーックバックできない状態に。が、ヒメネスはやおら壁に向かってショットを放ち、クッションさせて見事にグリーオンさせたのだ。それが即日ユーチューブにアップされると、なんと３日間に140万回ものアクセスが殺到。それから２カ月が過ぎた今でもアクセス数を伸ばし200万回に迫る勢いを見せている。

　映像配信に詳しいIT関係者によれば、「１日10万回で大ヒット。たぶん選手の本国（スペイン）で何らかの理由で話題になり、火がついたのでしょう。ハプニング的な映像はアクセス数が伸びる傾向があります」とのこと。

　ちなみに、フジサンケイクラシックで石川遼と薗田峻輔が見せた死闘もユーチューブにアップされているが、こちらはまだ1万5,000回ほどだそうだ。

　
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