先ごろ、1セット1,680万円のマルマン製漆塗クラブが発売されて話題になったばかりだが、今度は韓国で1億ウォン(約720万円)の純金製パターが発売され業界を驚かせている。
男女とも世界で大活躍している韓国。ゴルフ市場も年々拡大しているが、コリアブランドのクラブを使っているゴルファーを見かけるのはごくまれ。
「私は世界に通用するクラブを作りたかった」というのが今回1億ウォンのパターを売り出したメーカー、グリーフズの社長パク・ジュンソ氏だ。
パク氏は5年の歳月を費やして研究開発を行い、韓国が誇る皇帝の玉璽(ぎょくじ)制作法を採用し、純金のヘッドにルビーとダイヤの装飾を施した世界でもっとも高価なパター「GS98」モデルを完成させた。
「もともと韓国には腕の優れた細工職人が大勢います。最初は彼らの腕をパターにどう活かせばいいのか試行錯誤しましたが、歳月をかけ最新テクノロジーと職人技を融合させることに成功。世界に誇れる精密なパターができたと自負しています。ターゲットは韓国国内ではなく、中国や中東です」
とパク社長。すでに海外の首脳らに贈る国賓ギフトのリストも作成しているという。
「将来はスコッティ・キャメロンに匹敵するパターメーカーになりたい」と語るパク氏。さて、肝心の性能はどうだろうか。
【関連記事】
2010/ 9/ 7 1,680万円のクラブセット、誰が買う?
|