週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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千葉国体のゴルフは意外とハイレベル！
日本アマ優勝者も出場

　第65回国民体育大会（千葉国体）は9月25日～10月5日まで実施されるが、ゴルフ競技はそれに先立ち、9月22日と23日の両日、千葉県内の３つのゴルフ場で開催された。残念ながら２日目の競技は悪天候のため中止となったが、一般にはなじみのないこの大会。意外やハイレベルの戦いが繰り広げられていた。

　国体のゴルフ競技は、日本体育協会傘下の各都道府県のゴルフ団体が選手を選抜、強化し、成年男子・少年男子・女子（2005年までは少年女子の部も実施）の各種目に代表を派遣して行われる（表参照）。

　その選手には、例年、ジュニアやアマチュアのトッププレーヤーが多数含まれる。今大会でも今年の日本アマ優勝の阿部裕樹くん（栃木代表、日大４年）が２年ぶり２度目の個人優勝（65の同スコアで斉藤智洋くんも同時優勝）。阿部くんは、「団体優勝が一番の目標なのでプレッシャーはありました。上手な選手が多く、決して楽ではありませんでした」と振り返る。

　トップアマの田村尚之さんは広島代表で出場。団体２位、個人５位タイの好成績を収めた。
「広島県は選手強化に力を入れ、この大会もひとつの目標にしていますから、レベルの高いプレーになります。また、成年男子、女子の優勝者は翌年の日本アマ、日本女子アマに出られるので、力のある選手は皆、優勝を狙ってプレーしてますよ」
と語る。なお、女子の部は九州女子アマ優勝の福田真未さん、少年男子は北九州オープンベストアマの時松源蔵くんが優勝した。成年男子の団体は地元千葉県が優勝。

　まだまだ一般には注目度は低いが、内情は相当に熱い大会なのだ。

　
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