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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/19号
2010/10/11更新

米国で話題の国産シャフトが日本に登場
シャフトメーカーは戦々恐々

 2009年5月に米ツアーでプロモーションが始まって以来、ビジェイ・シン、ジェリー・ケリーらトッププレーヤーが使用、初年度から2勝を挙げて話題となったSRIスポーツのウッド用カーボンシャフト『ミヤザキ・クサラ』がいよいよ日本市場に初お目見えする。

 日本ツアーでも小田孔明、山下和宏、星野英正、中嶋常幸、森田理香子ら10名以上のプロに使われている『ミヤザキ・クサラ』だが、先端部に東レの新素材「ナノアロイ」を採用した同シャフトの最大の特徴は、「インパクトで当たり負けしないので球が強いし、ミスヒットしてもブレが少ない」(山下和宏)ところにある。

「ミヤザキ」の名称は、製造を行っているダンロップゴルフクラブの所在地であり、米ツアープロにも認知度の高い「ダンロップフェニックス」の開催地でもある宮崎からとったものだ。

 また「クサラ(Kusala)」は“匠”の意味でブラック、ブルー、シルバーの3タイプがあり、それぞれ氷、水、霧をモチーフとした独創的なデザイン。

『ミヤザキ・クサラ』は、11月13日発売の『ニューZ-TX』シリーズのドライバーの標準シャフトとして登場。その後は、『ゼクシオ』でもカスタムシャフトとしてラインナップされる。

 近い将来、カスタム用シャフトとして発売も視野に入っているというが、これには、「ブランド力があるし、契約選手を大勢抱えているので、本気を出されたら脅威」(シャフトメーカー関係者)という声も。『ミヤザキ』は秋のシーズンの目玉になるか、注目だ

 
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