|
玄米食のせいで体調は安定、これがビッグタイトルにつながった
|
日本女子オープンで宮里美香が他を圧倒して念願のプロ初優勝を飾った。高校卒業後すぐに海外に飛び出して、たったひとりで武者修行に励んだ成果だが、彼女にはもうひとつ勝利の原動力があった。
美香のパワーの源、それが玄米。父・隆さんによると「予防医学の権威・山田豊文博士の話を聞き、共感した」のがきっかけで、美香が中学生の頃から主食を玄米に切り替えた。特に催芽(発芽する直前の最もエネルギーが高まる状態)玄米を食べている。
横峯さくらも専属の栄養士を試合会場に同行させ、玄米中心のメニューを活力源にしているが、美香も玄米食のほか、牛乳を飲まないなどのルールを守り、体調維持に努めている。
「アメリカはジャンクフードが多いし、あまりヘルシーじゃないから油断すると太ってしまいます」と本人。そうならないため、ツアーにも炊飯器を持参して玄米を炊き、おにぎりなどにして食べている。遠くフロリダに住む娘のため、父が京都の玄米を定期的に送っているのだという。
「玄米のお蔭で美香の体調はとても安定しています。食事が体を作るということを日々痛感しています」と隆さん。
玄米パワーで、次の目標は米ツアー1勝を狙いたい。
【関連記事】
2009/ 5/ 5 横峯さくら、「飛ばし」の秘密を分析した
|