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「今回の寄贈はとても嬉しい」とガーナのミルズ大統領。5年後のリオ五輪が楽しみ
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2016年のリオデジャネイロ五輪でゴルフが正式種目になる。こうしたこともあり、これまでゴルフ発展途上国だった国々でもゴルフへの関心が高まっている。アフリカのガーナ共和国もそのひとつ。そのガーナに本間ゴルフがクラブを寄付した。
ガーナのゴルフ事情は日本ではほとんど知られていない。だが、フェアウェイは芝がまばらなところもあるにしても、コースは国内に5つあるそうだ。ただし、プレーしているのは外国人や国内の一部の富裕層に限られている。
が、5年後に五輪の種目として復活することもあって今、ガーナでは、ゴルフの普及と五輪選手の育成に本気で取り組んでいるのだという。
とはいえ状況は厳しく、たとえばクラブが手に入りにくい。こうした状況を知った本間ゴルフはこのほど、同国のミルズ大統領が来日したのを機に、ゴルフクラブ30セットを寄贈した。
「ガーナにはガーナ大など大きな大学が2つあって、その1つの前にはコースが広がっている。でもゴルフをしたくてもクラブがないという状況を聞いたので、少しでも役に立てれば」(同社国内営業部エリアマネジャー・志藤久幸氏)
と、寄贈したのだという。
クラブは最高級モデルとまではいかないが、市販の男性用人気モデルをいくつか取り揃えたという。
リオ五輪まではあと5年半。アフリカ特有の飛び抜けた身体能力とメイド・イン・ジャパンのクラブでどんなレベルまで到達できるか注目だ。
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