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「少し色が落ちたので」と、髪をまた赤く染め直したアン・ソンジュ。勝負カラーの赤にこだわる
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国内女子ツアーも佳境にさしかかってきたが、賞金女王争いは早くもアン・ソンジュで決まりそうな観がある。
イ・チヒがつけた“赤毛のアン”のニックネームもファンの間で定着してきたアン。10月に入るとSANKYOレディース、富士通レディースで2連勝し、勢いは止まらない。
2009年のQTに合格した直後、
「私、ゴルフをしているとき恐い顔をしているらしいんです。愛想がないと言われるから日本では、イメージチェンジして笑顔でプレーできるようになりたい」と抱負を語っていた。
かつてのシード選手で国内でのアンのマネジメントを行なっているキム・エースクプロはその際、「アメリカで実績のある韓国の選手がたくさん日本にやって来ていますが、スウィングが一番良いのはアン・ソンジュなんです」と、太鼓判を押していた。
その言葉通り、本格参戦1年目ですでに1億2,400万円強を稼ぎ出した。
「誰かその勢いを止めなきゃいけませんね」とは横峯さくら。しかし、横峯とアンの賞金の差は、6試合を残した時点(10月18日現在)ですでに約5,400万円。
アンが樋口久子IDC大塚家具クラシックに出場しない週が、少しでも賞金差を縮めるチャンスだ。
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