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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/9号
2010/11/1更新

新鮮だから美味しい
コースで取れた野菜をふるまうゴルフ場

 この夏から秋にかけて野菜の高騰が連日大きな話題になった。そうしたなか、本格的に農業に乗り出したり、遊休地で野菜を栽培して食材や土産品にするゴルフ場が増えていた。

 山形GCでは隣接地(約5万6,000坪)を購入したのをきっかけに、新たに農業法人を買収、昨年から本格的に農業に乗り出した。

 まずはトマトとイチゴを栽培(各300坪)、トマトジュースなどに加工して、市場に流通させるほか、今年はゴルフ場の食堂や売店でも販売、土産品として好評を得ている。

 食堂の食材にできる規模の野菜作りを行っているゴルフ場はほかにもある。静岡県の富士見ヶ丘CCでは3年前から花壇を野菜畑に変え、パプリカなど実のなる野菜を育て、ゴルファーの目を楽しませるほか、管理棟脇にも農園を造成。サラダバーや料理の食材としている。
「もともと地産地消で新鮮な食材を使うようにしており、だったら野菜はうちで、と始めました」(林昭臣支配人)

 1,000坪の芝の養成場を野菜畑に変更、完全無農薬で京大根やカボチャ等を栽培しているのが笠間東洋GC(茨城県)。野菜は食堂で使うほか、コース入り口で格安無人販売(カボチャ1個300円など)し、人気の土産品になっている。「種代だけ回収できればいいと思っていますから」(村岡正道支配人)

 また、ロペ倶楽部(栃木県)でも昨年からキュウリやラディッシュなどを栽培、サラダ等で供している。野菜の高騰に泣いた今年、新鮮な野菜をたっぷり食べたかったらゴルフ場へ行くべきか?

 
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