初心者の女性、還暦を過ぎても元気な女性ゴルファーが増え、従来のレディスティよりも前にティグラウンドを作るゴルフ場が多くなってきた。
葵CC(愛知県)では5ホールに、9月1日からレディティより40~50ヤード前方に“ピンクティ”を設置した。児玉年且支配人は、
「当コースは砲台グリーンなので、実際は320ヤードでも370ヤードはある感じがする。シニアの女性にはパーオンが難しい。そこで、もっとゴルフを楽しんでもらおうと設置した」
アイランドGリゾート那須(栃木県)にいち早く“ハートティ”を設けた青山薫プロは、
「ゴルフの楽しみの1つがバーディパットを打つ時のドキドキ感。女性はレディスティから打ってもなかなかそれが味わえない。それでハートティを考えた」
初心者向けのピンクティやシニア向けのゴールドティを設置しているところは表のとおりだが、なかには、「あのコースは難しいという評判が立つと、それだけで敬遠されてしまうことがある」と本音を漏らす某支配人も。
ゴルフの楽しさを求めるピンクティ、今後、シニア世代の増加でさらに増えていきそうだ。
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