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世界一をめざして、スウィング改造に取り組む上田桃子と新コーチのスティーブ・マクレイ氏
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江連忠の元を「卒業」した上田桃子が、新コーチを得て大胆なスウィング改造に取り組んでいる。果たしてその意図とは?
新しくコーチに就任したのはシン・ジエ(韓)を世界ランク1位に導き、 ルーキーの美人プロ、ベアトリス・リカリ(スペイン)を先頃アメリカ初優勝に導いた オーストラリア人のスティーブ・マクレイ氏。
上田はこれまで下半身を大きく使い、体を揺すって飛距離を稼ぐドローボールが持ち球だった。だがマクレイ氏は、
「下半身のダイナミックな動きは上下のバランスをとるのが難しく、振り遅れやすい」として、上体をその場で回し、体の正面でボールをとらえる改造を施した。
これによって桃子は「球が高くなった」と証言。「球が上がるのは上からヘッドを打ち込めるようになった証拠。良い兆候です」とマクレイ氏。
しかし新しいスウィングにはまだ違和感がある様子。
「もちろん最初は違和感があるでしょう。でも桃子は私に世界No.1になりたいとはっきり言いました。そのために何をすべきかを話し合い、彼女も納得して難しい改造に取り組んでいます。今に必ず結果が出ますよ。楽しみにしてください」
と自信をのぞかせるマクレイ氏。ひとまず彼の言葉を信じたい。
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