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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/30号
2010/11/22更新

253位からタイガーを抜いて世界1位になった
ウエストウッドのゴルフ履歴書


HSBC2位でただ今8.84ポイント(11月8日現在)。タイガーに0.63ポイント差をつけている。このままいけば11月末のドバイ世界選手権までは1位をキープしそう

 先のHSBC選手権では、優勝こそ逃したが、3位に9打差をつけた2位となり、ワールドランキングトップの座を守ったリー・ウエストウッド。これでランク2週目のトップとなったが、ウエストウッドとはどんな選手なのだろう。

 ウエストウッドは1973年、イングランド生まれの37歳。1993年に20歳でプロ入りし、1996年にはVISA太平洋マスターズに初来日し、1998年まで3連覇を達成している。この勢いを駆ってホームの欧州ツアーでは2000年に最初の賞金王にも輝いている。

 ウエストウッドは今でこそ、ワールドランクの1位になってはいるが、2003年5月には253位にまでランキングを落とすスランプも経験している。この原因はいろいろ言われているが、2000年にキャディを変え、2001年には子どもが誕生したことも影響しているかもしれない。ショートゲームとパッティングが悪くなって、この時期には生彩を欠いていたものだ。

 ただ、3年前にパッティングのルーティンを90年代にやっていたように戻し、コリン・モンゴメリーのキャディを採用したことで、眠っていた才能が開花。昨年、欧州ツアーの賞金王になるや、今年はマスターズ、全英で2位。ワールドランキングもポイントが高いWGCシリーズのHSBCで2位となり、まずは1位を維持することに成功している。今後、ウエストウッド時代はいつまで続く?




 
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