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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/30号
2010/11/22更新

日本一のロッテ・西村監督は
ゴルフ大好き粘り腰プレー

 今年のプロ野球は、千葉ロッテマリーンズが史上初めてペナントレース3位からの日本一を果たした。そのロッテを率いた西村徳文監督は、自ら趣味はゴルフと公言するほどの自他ともに認めるゴルフ好き。西村監督とは30年以上のゴルフ仲間で、かつてのミスターロッテと呼ばれた有藤通世氏(元監督)に、西村監督のプレーぶりを聞いてみた。

「オフの時しかできないけど、そのときは最低でも2ラウンドは必ず一緒にプレーします。以前はなかなか100が切れずに110くらいだったけど、最近は上手くなって90前後で回れるようになったね」

 1982年から1997年までの現役時代、首位打者(1回)、盗塁王(4回)に輝いた西村監督は俊足巧打のリードオフマンとして主に1、2番を任されていた。それだけに、
「選手の頃と一緒で、アプローチとかパターとかの小技は上手いですね。でも、ドライバーは大したことない(笑)。当たれば250ヤードは飛ぶけど、いつもは230ヤードくらいだからね。日本シリーズの采配でも見せていたような粘っこくて我慢強いゴルフですよ、とにかく最後まで諦めない」

 ただし、現役時代から練習はあまりしなかったそうで、練習をするとしたら隠れてやるタイプではないかと、有藤氏はいう。今江敏晃ら現役選手がオフによく練習に来るというロッテ葛西練習場でも、
「今までに西村監督が来たことは、一度もないですね」(練習場の関係者)

 歴史に残る死闘を制し、優勝監督となったこのオフは、公私ともにゴルフの誘いが増えることだろう。野球関係者がゴルフをできるのはオフだけ。西村監督には心行くまで好きなゴルフを堪能してもらいたいものだ。

 
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