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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 12/14号
2010/12/6更新

秋の夜長に飲みたい
ゴルフ銘柄のワイン、焼酎、ウイスキー


気になるお味は? (1)クリーミーな口当たりと適度な酸味のバランスが絶妙(グレッグ・ノーマン 白・シャルドネ)/(2)ぶどう単体の味を活かしたまろやかさ(キャロウェイ 赤)/(3)果実の風味をいかした口当たり(ヴィンテージ 赤)/(4)ボディ感と酸味がマッチしたキレの良さ(ヴィラ・ホールインワン 白・シャルドネ)/(5)甘味の強いブレンドウイスキー(セント・アンドリュースウイスキー) どれも飲んでみたい

 ワイン好きにとって、今の時期はボジョレ・ヌーボーの話題で持ち切りの様相だが、探してみたらゴルフにまつわるワインもいろいろ出ていた。

 プロゴルファーでワイン醸造にも進出して成功を収めたのがグレッグ・ノーマンだ。地元豪州ばかりか、米カリフォルニアにも進出する勢いで日本では赤3種、白1種が発売されている。

 クラブメーカーでは、キャロウェイのワインがよく知られている。同社の創業者イリー・キャロウェイはゴルフ業界に参入する前の1970年代、南カリフォルニアでワインビジネスを展開していた。今ではクラブメーカーとはまったく無関係だが、「キャンペーンやイベントのときには使ったりしています」(キャロウェイ広報)という。

 面白いのは南米チリのワイナリー、ヴィラゴルフのワインだ。ラベルにはゴルファーのイラストが入っていてけっこう楽しい。しかもホールインワンシリーズとイーグルシリーズがある。

 ゴルフクラブでもオリジナルのワインを醸造しているところがあり、日本では山梨のヴィンテージGCが有名だ。農場まで所有していて、そこで収穫したぶどうで造ったワインは、「ルミエールカデット」(白)と「ルミエールレザンファン」(赤)。特に赤は限定生産のレア物だ。

 ワイン以外ではウイスキーや焼酎もある。スコットランドのセントアンドリュースGCには、その名の通りのスコッチウィスキーがある。焼酎では鹿児島・霧島市の溝辺CCのオリジナル、勉伯(べんぱく)。

 左党(レフティではない)のゴルファーにとっては、探すだけでも楽しいのでは。

 
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