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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 12/21号
2010/12/13更新

隣は何をする人ぞ
この秋、プロたちの練習三種の神器


【トライワンスティック】両サイドに重量差がついたグリップが装着されている。44インチ、523グラムで、T・ダーディンも使っている

 プロと練習器具は今やきっても切れない関係にあるが、その練習器具にも“流行”がある。今、男女プロに最も人気なのはスティック。棒のような練習器具だ。

 野球のバットを細長くしてゴルフ用のグリップを装着した素振り用の『ドライバット』、細長い2本を組み合わせてショットやパッティングのセットアップの確認ができる『ツアースティック』、素振りとセットアップの両方に使える『トライワンスティック』が、最近の練習器具の三種の神器で、このうちいずれかをバッグに入れていないプロを探すのが難しいほど。

『ドライバット』の発売元であるアザスゴルフの担当者も「ツアーでのプロモーションは一切していないのに、なぜ」と戸惑い気味だが、同社によれば、昨年、立山光弘がツアーに持ち込んだのをきっかけに、クチコミで次々と注文が来るようになったとのこと。

 最後発の『トライワンスティック』は9月に参入したばかりだが、すでに男子プロの半数が所有しているという。
「藤田寛之や松村道央など結果を出している選手に使ってもらったことが大きい」(発売元ロイヤルコレクション担当者)

 案外、隣の芝生ならぬ隣の練習器具が気になるのがプロの習性なのかもしれない。

 
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