国内では石川遼を始め、日本選手が賞金王になったり、メジャーで活躍するとスポーツ紙の1面はもちろん、ときには一般紙やテレビでも大きく報じられる。では、今季日本ツアーの賞金レースを男女ともに制した韓国選手の地元ではどれほどの扱いなのだろうか。
「残念ながら、韓国ではゴルフが1面になることはほとんどありません。最近では、昨年の全米プロでY・E・ヤンがタイガー・ウッズに勝って優勝したときくらいですね」
と語るのは、韓国のシミュレーションゴルフ、ゴルフゾンのホン・ソギョンマーケティング部部長。
韓国では野球、サッカーの人気が高く、ニュースの扱いも大きい。
キム・キョンテによれば「ゴルフでは女子が世界的な活躍をしているので、僕より女子のほうが人気があります」
と明かす。それでも賞金王を決めたときくらいはどうだったのか?
「ところが、同じ日にチェ・ナヨンが米女子ツアーの賞金女王になったので、ネットのニュースサイトではそちらの話題のほうが多かったですね」(ホン氏)
アン・ソンジュの賞金女王については、直後にネットにニュースが多く流れたが、以降は静かなもの。
キョンテも今年世界を席巻した韓国プロのひとりとして、地味に取り上げられたきょうだ。日本での注目度からすると、韓国での扱いはちょっと意外だ。
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