今季のシーズンが終わったかと思ったら、ヨーロッパツアーでは、すでに2011年のシーズンが始まった。遅れていた2011年シーズンの日程が発表がされ、その翌週、12月9日から初戦のアルフレッドダンヒル選手権が南アフリカで開催されていたのだ。
日程を見ると、なんと2011年シーズンには52試合の開催が予定されている。世界マッチプレー、全米オープンの週に裏試合があるものの、50週つまり350日試合がある。12月初旬から試合を始めないことには、クリスマスと新年の週に休めないのだ。
1月のボルボ選手権、3月のシシリアンオープン、11月のマレーシアでの大会が新設された上に、2年ごとの世界マッチプレーやチーム戦のビベンディトロフィ、ワールドカップなどが来年には開催されるために、スケジュールの調整にもかなり手間取ったようだ。
開催地のエリアを考えると欧州、アジア、中東、アメリカまで含み何やらプロゴルフの中心が、米ツアーからヨーロッパツアーに移りつつあるような、欧州の勢いだ。上位争いが熾烈なワールドランキングの動向にも関係するだけに、ツアーのマニアにはたまらない状況といえそうだ。
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