年末恒例の「今年の漢字」に「暑」が選ばれた2010年。ゴルフ場も猛暑の影響で、9月までは全国的に昨年より入場者を減らしていた。しかし、10月以降は微増ながら回復しつつあるようだ。
経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計調査」の10月分の速報を発表。そのなかでゴルフ場利用者数は7月以来、3カ月ぶりに前年比プラスの100.3%という数値を示した。
大手グループのPGMホールディングスやアコーディアゴルフも9月までは前年比マイナスだったが、10月からは増加に転じている。前者は10月3.1%増、11月4.5%増。後者は10月2.6%増、11月5.2%増となっている。
回復の理由だが、PGMでは、「猛暑で夏にご来場のなかったシニア層が、秋になって予約を入れてくださった」との要因を挙げる。
夏の猛暑でゴルファー減の様相となった10年だったが、このまま秋以降の勢いが持続することを願いたい。
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