日本女子プロゴルフ協会の総会、理事選挙が昨年12月17日に行われ、小林浩美新会長が選ばれた。
15人の理事を総会で選出。会長は新理事の互選で会長が選ばれるが、全会一致で小林に決まった。現職の樋口久子会長が2011年2月までの任期で定年を迎えることもあり、会長交代は規定路線。そんななか、前評判どおりの決定となった。
「取柄は笑うことなので笑顔で頑張りたい」と、記者会見では持ち前の明るさを見せた小林だが、総会の席では感涙にむせぶシーンも見られた。
現在、社団法人の同協会だが、法人法の改正を控えて改革を余儀なくされており、同時にグローバル化の波の真っ只中にあるとあって、新会長の双肩には責任がずっしりとのしかかる。
国内15勝、海外5勝の経験を持つ新会長には、これまでのゴルフ界の狭い枠に収まらない柔軟な姿勢が求められることになる。
【関連記事】
2008/ 1/22 樋口久子LPGA会長続投、新理事・小林浩美の考えは――
2005/ 1/18 LPGA選挙終わってみれば樋口新体制で4期目がスタート
2002/ 3/ 5 穏やかに見えた女子プロ協会の役員改選だが…
|