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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/1号
2011/1/24更新

昨年末で製造中止
旧溝ウェッジ、在庫はどれだけあるの?

 クラブフェースの溝に関する規制により、今年からメーカーは新溝ルールに適合したクラブしか製造できなくなった。しかし特にウェッジに関しては、旧溝のほうがスピンがかかりやすく、一般アマには人気だが、年が明けてもまだ手に入るのだろうか。




 ある調査会社のデータによると、昨年後半、ウェッジの売れ行きにちょっとした異変が見られた。ずっと1位、2位を走っていたフォーティーンのMT28に代わって、タイトリスト・ボーケイやキャロウェイのジョーズウェッジがトップを競ったのだ。

 理由は、MT28が以前から新溝に切り換えていたのに対して、ボーケイやジョーズウェッジは旧溝のモデルをマークダウン(値下げ)したからだ。

 駆け込み需要ではないけれど、「今のうちに」と旧溝のモデルを買ったゴルファーが多かったということだろう。

 ところで、旧溝のウェッジは一体いつ頃までショップで買えるのだろう。代表的なメーカーに聞いた話を総合すると、春か、遅くとも夏頃までには売り切れてしまいそうだ。

 一般アマチュアなら2023年までは使用可なので、プロのようにスピンでキュキュッと止めたい、という人は、今のうちにショップで、1本と言わず何本か買ってスペアを用意しておくというのもいいだろう。

 
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