開幕戦、「ヒュンダイトーナメントオブチャンピオンズ」は全米の視聴率こそ4日間平均で昨年を38%も上回ったが、ギャラリー数は不満の残るものだった。要因はやはり選手の顔ぶれだろう。
米ツアーの開幕戦は前年のツアー優勝者のみが出場する、もともとは豪華な顔ぶれの大会。
ところが今年は、G・マクダウェルを除く昨年の3人のメジャー優勝者を始め、L・ウエストウッドといった実力者、若手のR・マクロイやR・ファウラー、さらには昨年優勝のG・オギルビーが直前のケガで欠場、C・ビジェガスも初日の過少申告で失格等々、名だたる人気選手がことごとく不在の開幕戦だった。
そのため、関係者の間からは「出場資格の見直しなど、大会の仕組みを再考する時期に来た」との声も上がっている。
交際相手のD・ジョンソンの応援に来場した人気女子プロのN・ガルビスの“交際宣言”に話題を奪われたのでは、やはり考えものだろう。
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