米ツアー開幕戦のヒュンダイで、プレーオフで惜敗したロバート・ガリガスは2009年、2010年と2年連続で平均飛距離トップになった超飛ばし屋。今回もそのパワーを十分に見せつけたが、同時に28.5インチと極端に短いパターでも話題を集めた。
米ツアーでは、かつてはケン・グリーンが子ども用の短尺パターの使い手だったが、ガリガスは19歳のときにパットに悩み、フィッティングで一番楽に構えられる位置を探した結果、今の長さに落ち着いたという。
ただし、成績は振るわず、昨年の平均パット数は101位。
しかし、レッスンで活躍する小野寺誠プロは、
「腕からヘッドまで一直線に構えられ、ひじの関節を使わないので、タッチを出しやすいと思います」
と合理性を認める。
一概に「邪道」と切り捨てられるものではないようだ。
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