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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/8号
2011/1/31更新

ソニーの分かれ目は“豪雨”だった
予選通過は丸山だけ、の理由

 米ツアーで丸山茂樹が久々に優勝争いを見せてくれたソニーオープンinハワイ。丸山の他に6人の日本人選手が参戦していたのだが、36ホールで争われた最終日に残っていたのは、丸山ただ一人。大雨のため練習がままならなかったという事情があったようだ。


左から68位の今田竜二(73、66)と松村道央(70、69)、115位の薗田峻輔(74、69)、119位の小田孔明(73、71)と松山英樹(74、70)。高山忠洋(73)は棄権

 豪雨に見舞われたソニーオープンは、金、土の2日間が予選となり、決勝は日曜日の36ホールという変則開催になったが、その雨の影響をまともに受けてしまったのが、PGAツアー初参加の薗田峻輔と、注目のアマチュア松山英樹だ。

 薗田はタイで行われたロイヤルトロフィから直接ハワイへ飛び、コース入りは火曜日。その日の晩から雨が降り出し、水曜と木曜は川のようになったコースはもちろん、練習場もクローズで、金曜朝にぶっつけ本番のようなスタートになってしまった。「残念なPGAツアーデビューになった」という薗田。4オーバーの74、69の115位タイで予選落ちを喫した。

 月曜にラウンドできた松山も、火曜を休養に充てたのが裏目に出て、コースを把握できずに本番に挑む形になった。初日は薗田と同じ74で、2日目はパープレーとしたものの119位タイで予選落ち。

 日本人選手の成績をみると、ほぼ全員が予選2日目にスコアを伸ばしている。環境に慣れさえすれば、上位に入れる証拠でもある。次回に期待したい。

 
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