週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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マスターズへはビジネスクラスでらくらく
デルタ航空と契約した藤田寛之

　2010年、賞金ランク２位に輝き、日本人としては最年長（ツアー施行後）の41歳10カ月でマスターズに挑む藤田寛之が、米国航空会社のデルタ航空とスポンサー契約を結んだ。同社が日本人ゴルファーと契約を結ぶのは初めて。また、現時点では同社唯一の契約ゴルファーとなる。

　契約のきっかけは、ここ数年、藤田が渡米の際、デルタ航空を頻繁に利用していたからだそうだが、同社の本社があるアトランタで行われるマスターズに、藤田の出場が決まったことが大きな決め手になったという。

　気になる契約内容は、藤田が米国内のトーナメントに出場する際の日米間、および米国内での移動に関しては最高クラスの席を利用できるというもの。また、成田空港をはじめ、全米各地に設置されているデルタの空港ラウンジも自由に使えるという。

「基本的には、藤田選手個人へのサポートがメインですが、コーチやキャディなど帯同メンバーの方々の移動に関しても、それなりの配慮はさせていただきたいと考えています」（デルタ航空広報部）

　41歳という年齢から、“アラフォーの星”とも言われる藤田だが、彼の活躍を励みにする“働くビジネスマン”のためにも、さらなる飛躍を期待したい。

　
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