週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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神の子エルニーニョは30歳で燃え尽きた？
最近、聞かないガルシアの近況

熱いプレーを身上とする自分らしさが失われていたとガルシア。復活を期したいところ

　セルヒオ・ガルシアが、ようやく戻ってきた。２年前には、ワールドランキングでタイガー・ウッズの王座を脅かす存在だったが、今ではランキング80位に低迷。昨年は不調を理由に２カ月の休養をとっていた。ガルシアの今を追った。

　ガルシアは1月30日に終了した欧州ツアー、ボルボチャンピオンズに今季初登場。
「これまで自分が望んだようなプレーができなくなっていた。自分が知っているプレーの仕方ができないとフラストレーションがたまる。だからリフレッシュして再スタートするために、休むことが必要だった」

　昨年9月に30歳になったガルシアだったが、実は、その誕生日を挟んで、８月の全米プロから約２カ月間、ゴルフから離れていた。さらに、11月末のドバイワールド選手権から、先のボルボ選手権まで、再び２カ月弱ほど休み、地元スペインやスイス、アメリカで再度リフレッシュするために休養をとっていた。

「プレーができるのを楽しみにしているし、やるべきことをやって、エンジョイしたい」と語るガルシア。情熱的で、熱いプレイヤーである彼にとって、耐えるゴルフというのは向いていないし、勝てないゴルフは、楽しくないということなのだろう。

　ボルボでは、67－69－73－69で結果は30位。ここで持ちこたえて、復活できるかどうか、ここ数カ月が正念場。

　
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